こんばんわ!
今日も一日いい天気でしたね。
田舎のクリニックは、土木作業と同じで、雨が降るとさっぱりです。
ガテン系の患者が多いわけではなく、お年寄りが来院しずらくなるためです。
コロナの影響で患者数、収入が2~3割減なのに加え、悪天候で減るとさすがに患者さんが院内にいなくなり大変なことになります。
コロナの影響でお年寄りの受診抑制が多くなっていることに加え、天候でさらに受診数が減ると、体調がさらに悪化しそうで、すごく心配になります。
実際、高齢者にとっては、通院自体がリハビリであるという意味合いがあります。
ご自身の慣れた環境と違う環境のクリニックにたまに出かけて、待合室などで顔見知りの患者さんたちと世間話をすることも非常に大切なことです。
来院されないと、何より患者さんの体調の把握ができなくなります。
我々は、患者さんが診察室に入ってこられる時から、顔色、歩き方、歩くスピード、歩行補助具の種類(T字杖、クワドケイン、松葉杖、シルバーカー、車いす)、体型上太ったか、痩せたか、などを瞬時に観察します。
長く拝見している患者さんほど、体調の変化がかなり正確にわかるようになります。
整形外科ですから、荷重制限をちゃんと守っているかどうかも重要です。
そうして次に患者さんの話の内容で、メンタルの状態も観察します。
時間が許せば、こちらから聞き出しても、悩み事を話してもらえるように誘導します。
そうして考えると、医療というのは、究極の客商売であるような気がします。
以前にも書きましたが、医療とは、良質な医療サービスを提供するサービス業です。
とにかく今日は、良い天気でいい一日でした。